ゆるエシカル

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湯シャンのすすめ

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髪の毛をお湯で洗っているということは以前ちらりと書きましたが、ちゃんと書いていませんでした。

 

ものを減らす試みをしているので、それを人に話したところ、ミニマリストの方に「湯シャンが興味深い」と言われたのでそれを書こうと思います。

 

湯シャンを始めたきっかけ

コロナになってすぐくらいでしょうか。湯シャンを始めたのです。宇津木式の肌断食を調べるきっかけが、実は湯シャンについて書かれた書籍を読んだことでした。そこには、シャンプーを頭皮につけることがいかに肌に悪いか書かれており、ううむとうなったのでした。

 

1日に数分だとしても、頭皮に悪いものをべったりと頭皮につける。それを毎日やり続けることの弊害。また、大事な油分を落としてしまうこと。はたまた、コンディショナーを付けてなんちゃら……。正確には忘れましたが、まあ、やらなくていいなと思ったわけです。

 

食器洗いをしているとわかるのですが、お湯で洗えばあらかたの汚れは取れるのです。取れないのは、よほどギトギトの料理を作った時くらい。つまりは、体から出る汚れくらいなら、お湯で落ちると思っています。

 

少し前にサンプルでいただいた髪の毛用の石鹸も、私の背中を押しました。その石鹸はシャンプー替わりになるだけでなく、コンディショナー的なものは何もつけません。その代わり、頭皮に専用の美容液を付けるのでした。髪の毛は、石鹸で洗ったらコンディショナーはいらないのです。髪の毛がサラサラしっとり、とはしないものの、ボリュームやハリが出ます。

 

湯シャンをスタート

私はもともと、シャンプーをしなくてもあまり頭皮がべったりとしないタイプでした(子どもが生まれてすぐは手が回らず、洗髪は2日に1回にしていたくらい)。それでも、人に会わないコロナをチャンスと思いスタート。いろいろなログを振り返ると、2020年4月ごろに始めたようです。

 

はじめてみると、シャンプーのいい匂いはしなくなりました。当たり前ですね。ただ、家族に聞いても、くさいにおいも別にしないようなのです。「人の体のにおい」がするだけだそう。子どもに何度聞いても「臭くないよ」とのことでした。

 

トリートメントをしないので、指どおりがいい感じはしません。お湯で髪を洗っているときにも髪に指が通らないので気持ちよくはありません。髪の毛に常に油分がある感じ。そこはちょっと不満ですが我慢ですね。もう慣れました。

 

書籍によると、1か月くらい我慢すると、頭皮から出る皮脂の量が落ち着いてくると書かれていました。ただ、私の場合はやはりべたべたする期間はほとんどなかったように思います。一応1か月待ってから判断しようと思いましたが、私の場合はそこまで待たなくても安定していたようで、特に不快感はありませんでした。

 

冬にフケが出たことがありましたが、それはシャンプーしないことよりも乾燥によるものだと思ったので、お風呂上りにオリーブオイルを頭皮に刷り込むようにしました。そうしたらすぐにフケは目立たなくなっていきました。

 

安いシャンプーをするくらいなら何もしないほうが

高いシャンプーなら髪や頭皮にいいのかもしれませんが、私が使っていた安いシャンプーは、髪にも頭皮にも悪影響がありそう。それなら、何もつけないでいたほうがずっと健康的なような気がしています。

 

私は昔から、下を向いてシャンプーをしません。上を向いて、シャワーをおでこから後頭部に向かって当てて髪の毛を流します。湯シャンも同様で、おでこのほうのいろいろな角度からシャワーを後頭部に向けて流し、流れに沿って頭皮をマッサージするように洗い流します。

 

お風呂上りには、タオルドライをしたあと、ドライヤーで乾かしてから寝ています。

 

月に数百円かもしれませんがお金が浮いているし、排水溝が汚れないのでいいですよ。