オリーブオイルを試してみる
オリーブオイル石けんで洗顔をして、ワセリンのみをつけるスキンケアにこだわっていた私なのですが、始めてからまだ1年たっておらず、考えてみたら冬を越していなかったんですね。
乾燥する季節になって、肌がざらざらするのが気になってきました。ワセリンをたっぷり塗ることで乗り切れるかなと思っていたのですが、そうもいかないみたい。もやもやしながら数か月たち、肌のザラザラも、小さなポツポツも増えてきたような気がします。
ちょっとググってみると、ワセリンは肌に蓋をするだけ、オイルは保湿成分もある、というようなことが書かれていました。私は部屋が乾燥しているし肌に水分が少ないように感じるので、オイルを試してみようかと思ったのです。
そこで、以前読んだ本『シンプルスキンケア』（前田京子著）を引っ張り出しました（Kindleだけど）。
その本によると、人間の肌は皮脂を出しているが、人によって成分が違うというのです。それを補うのがオイルだというわけ。年齢によって皮脂の質も変わってくるので、合うオイルも変わってくるそう。
この本には、皮脂の成分が書かれていました。
- スクワレン……10%
- ロウ……22%
- 脂肪酸……25%
- トリグリセリド（グリセリン＋3つの脂肪酸）……25%
- モノグリセリド（グリセリン＋1つの脂肪酸）、ジグリセリド（グリセリン＋2つの脂肪酸）……2.5%
- コレステロールエステル……2.5%
- コレステロール……1.5%
- その他……4%
中でも特に「スクワレン」「ロウ」「脂肪酸」が大切なのだそう。
「脂肪酸」にはさまざまあり、その中で肌の健康にとって大切で取り入れやすいのは以下の3つ。
たいていの乾燥肌の人にとって、まず大切になるのがオレイン酸。ただし、にきびが多い場合はオレイン酸が多いかもしれないとのこと。パルミトレイン酸は、30歳を過ぎるとどんどん減ってゆき、老化に関係しているといわれているそう。
第一にお勧めされているのが「オリーブオイル」。オレイン酸を70%含んでいて、スクワレンを0.5～1％含んでいるのが特徴です。まずはこれを試してみることにしました。以前、HABAのスクワランオイルを試供品でいただいたときに、肌の調子がよかったので合いそうです。いろいろありすぎてわからないので、健栄製薬の「オリブ油」を買い、いつものようにポリプロピレンの無印の容器に入れました。
まだ使い始めて間もないですが、なかなかにいい感じ。ワセリンほどベタっとしないし、塗り心地がいい。２～３滴を手のひらに伸ばし、ペタペタと肌につけて使用しています。
ちょっとオリーブオイルで試してみたいと思います。また、ネットでいろいろなオイルを少しずつ購入できるサイトがあったので、いくつか注文してみました。5種類で1000円くらいだったのでとても安いですよね。
ほかに試してみたいのは、ホホバオイル（ロウが多い）、馬油（オレイン酸、パルミトレイン酸、リノール酸、リノレン酸をバランスよく網羅）あたり。特に馬油は薬局でも手に入るので、肌に合うなら買いやすくていいですよね。
あと、髪の毛。ヘアセットにワセリンを使っていましがた。オリーブオイルをお風呂上がりのケア（乾燥対策）として使おうかなと。ワセリンは、肌に塗れば体温で柔らかくなるのでいのですが、髪の毛だと温度が低く固まってしまう感じ。普段使いをするには髪がさらっとしないのですよね。セットするならいいけれど、保湿として使うなら常温で液状のオイルがいいなと思いました。
そんなわけで、また少し実験生活の始まりです。
